PRPとは
PRP療法とは、自分の血液から採取した血小板を多く含む多血小板血漿(PRP)を注入することで、傷の治癒促進や老化によって変化した皮膚の再生を図ろうとする再生医療の一つです。 いわゆるアンチエイジング療法とも言えます。血小板には、出血した際に血液を止める働きが知られていますが、その他にコラーゲン合成や血管新生、組織修復などの働きがあることが分かっています。PRP 療法は、患者様自身の血液から採取した血小板を用いて治療を行うため、副作用などのリスクが少ないのが特徴です。形成外科・美容外科領域や整形外科領域で普及しつつある治療法です。
効果がゆっくりと現れるため、周囲の方に気付かれにくいのが特徴で、目の下のくすみやちりめんじわなど、従来のコラーゲンやヒアルロン酸といった注入物では改善の難しかった部分にも効果的に作用します。
※当院では、アレルギー・変異性等の安全が確認済みであるMycellsPRP作成キット(Kaylight社製、イスラエル)を使用しております。
施術可能部位
①額のしわ
②目の下の小じわ・たるみ
③法令線
④首のしわ
治療の効果
アンチエイジング療法(ちりめん皺、軽度のたるみ、肌の質感などの改善)、ニキビ跡の改善など
注意点・副作用
注入部位が内出血を起こす場合がありますが、一週間ほどで消えるため心配はありません。
施術当日は、飲酒や激しい運動、喫煙は控えてください。
また、注射部位の強いマッサージは内出血などの原因となりますので、数日間は控えてください。
また、妊婦の方、小児、心臓病、脳梗塞の既来のある方や肝臓の悪い方、血液が固まりにくくなる様なお薬を内服されている方などは治療を受けられない場合がありますので一度ご相談ください。